やっぱり、人の声って心地よいんだねーってことを教えてくれるアルバム。押尾コータローがギターで伴奏した曲や深沼元昭が提供した曲もあるのだが、曲がどうとかいう以前にハーモニーを聴くだけで充ち足りてしまう。ツェッペリンみたいな(7)〜(8)の流れが好き。
好調時のグループならではの、雑多なオイシサ。マックのキャンペーン曲(2)でコンテンポラリーなア・カペラ・フォーマットを聴かせ、オフコースのカヴァー(3)(選曲シブイね!)では、正統派ア・カペラへの気合を見せ。力みのない(1)が一番楽しいのは、まだまだご愛嬌。
イントロのハードなドライヴが象徴的な「ミーン・ストリート」で幕を開ける、81年発表の4thアルバム。ギター・リフを軸に自由に疾走する、骨太なロックンロールが充実したアメリカ的な1枚。
やっぱり実力派は安心して聴ける。NY、UK、東京をまたにかけて制作された本作は、杏子やゴンチチ、アマゾンズなどの協力もアクセントになりつつ、ポール・ヤングがデュエットに参加しているカヴァー曲(9)が最も光ってる。大人の男の余裕盤、です。
78年発表のアルバム第6作目をデジタル・リマスタリング。シングル「あなたのすべて」やファンに人気の名曲「夏の終り」を含む。作詞・作曲のよさと美しいハーモニーが見事に融合。